vol.101

教材事典できる ―全国への普及を―
一般社団法人全国図書教材協議会名誉会長
日本教材学会副会長
清水厚実

 日本教材学会では、創立二十五周年記念研究発表大会(学会)を10月19、20日の両日にわたり、東京の日本大学文理学部で盛大に開催することにし、今準備を進めているところである。

 二十五周年を記念し、「教材事典」を作成して、全国の小・中・高校、専門学校、大学(教員養成学部を中心に)、国公民間立教育研究機関、教育委員会、図書館など関係各方面に普及し、図書教材についての知識と理解を深めることにしている。

 「教材事典」は、第一部を基礎理論編として、総論(教材の意義と捉え方)、教材研究、教材活用、教材とメディアについて説明している。

 第二部の各教科編では、国語科、社会科、算数科、数学科、理科、生活科、音楽科、図画工作科、美術科、家庭科、技術家庭科(家庭分野・技術分野)、体育科、保健体育科、外国語(英語)科の教科毎に、総論、教材研究、教材の活用について詳しく説明している。

 第三部の領域等編では、道徳、「総合的な学習の時間」、特別活動、情報、幼児教育についてそれぞれ総論、教材研究、教材活用について、詳しく説明している。

 著者は、総数百二十余名で、各編毎に専門の学者(教育学者、各教科の学者、心理学者等)、小・中・高校と専門学校の教師、指導主事、教材編集者が執筆している。

 図書教材は、戦後の日本の教育の進歩と発展に重大な貢献をしてきた。これからも学校教育、家庭教育、幼児教育を進める上で重要な役割を果たす図書教材についての知識を深めるため、「教材事典」が有効に活用されることを望むものである。

 その普及については、図書教材業界の一層の発展に繋がるので、出版社、全国の販売店の協力を強くお願いするところである。

〜図書教材新報vol.101(平成25年9月発行)巻頭言より〜