vol.114

千葉県協会が待望の一般社団法人に
一般社団法人全国図書教材協議会名誉会長
日本教材学会副会長
清水厚実

 千葉県図書教材協会が待望していた一般社団法人となり、8月2日に千葉市の「ポートプラザちば」で盛大な設立総会と祝賀会を開いた。

 都道府県協会の法人化については、昭和33年に全国図書教材販売協議会が設立されたときから実現を図りたいと考えていただけに、それがようやく実り、千葉県協会が全国のトップを切って、一般社団法人となったものである。

 法人化については、全国にある青年会議所(JC)が地区毎に社団法人となっていることから、何としても各協会を法人とし、図書教材、教具・材料、教育機器等の販売についての社会認識、教育認識を高めたいと考えていたが、法人としての事務所、業務の執行等が思うようにいかないため実現しなかった。

 しかし、法人化が実現すれば、自治体などの行政はじめ校長会、研究会、教組、PTA、他の教育団体との友好を一層図りやすくなると考えていただけに、千葉県協会が一般社団法人となったことは、誠に嬉しい限りである。

 ご承知のように教育基本法が全面的に改正され、学校教育の充実(同法6条他)はじめ、新たに生涯学習の理念(同3条)、家庭教育(同10条)、幼児期の教育(同11条)が盛り込まれ、それらの教育も学校教育に合わせて強力に進めることになった。

 また、学習指導要領でも、発展的学習や補充的学習、習熟度別指導や少人数授業、選択学習や課題学習、課外授業や体験学習などの実施を強く求めていることから、それらの教育を進めるための図書教材はじめ、ソフトウェア、CD、DVD、デジタル教材などのニューメディア教材の開発や普及が強く求められている。

 21世紀の教育を進めるため、図書教材業界への期待はますます強くなるばかりであり、その活躍が期待されている。

 今回の法人化を実現した関係者に心から感謝と敬意を表するものである。

〜図書教材新報vol.114(平成26年10月発行)巻頭言より〜