vol.151

「教材の価値、可能性」など学会で発表
一般社団法人全国図書教材協議会名誉会長
日本教材学会会長
清水 厚実

   日本教材学会の第29回研究発表大会が、10月21、22日の両日にわたり、千葉県松戸市の聖徳大学(後援・千葉県教育委員会、松戸市教育委員会)で開催された。

 研究発表大会では、個人の発表が58件(口頭発表10分科会45件、ポスター発表13件)、研究プロジェクト発表7件、シンポジウム「物語教材における言語と思考―保幼小連携を踏まえた教材の考え方―」などが行われた。

 このうち研究プロジェクトの発表では、「図書教材の価値と可能性―21世紀にふさわしい教育と図書教材―」について、発表者神奈川県(小学)協会・及川浩二、荒井理美(小学校の部)、東京都中学協会・依田誠、太田友洋(中学校の部)の各氏が、「次期学習指導要領へ対応するための小学校プログラミング教育推進のための研究」について、同、大分県協会・小池英明、福岡県協会・山野信一、大分県教育庁教育財務課情報化推進班・土井敏裕指導主事、佐賀市立若楠小学校・内田明教諭、株式会社NEL&M・田中康平の各氏が、「理科学習における、個人教材の有用性と教材開発―子供一人ひとりが理科に興味を持てるように―」について、同、大阪府小学協会・大橋陽一郎、株式会社大和科学教材研究所・和田弘、栢本厚美、冨家明彦の各氏が、それぞれ発表を行った。

 三つのプロジェクトの発表は、昨年に続き全図協会員販売店が中心となり、教委・小・中学校の先生方等と一体となって研究した成果を発表したもので、いずれも高い評価を受けた。

 日本教材学会では、学会の「教材についての研究や開発」が全国にわたって活発に進められるようにするため、昨年新たに北海道・東北、関東、東海・北陸・近畿、中国・四国・九州に各支部を設置したが、今回はその成果が実ったものである。

〜図書教材新報vol.151(平成29年11月発行)巻頭言より〜