全中・メールマガジン(臨時号)
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【目次】

〔1〕全中企画:全中目安箱について

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〔1〕全中企画:全中目安箱について

このたびは全中目安箱へのご協力ありがとうございました。
おかげ様で多くの方から貴重なご意見ご要望をいただきましたので、本メルマガを通じて、年内を目途に複数回にわけて、いただいたご意見ご要望に対して、全中と中営より選出した製販合同の全中目安箱運営委員会よりお返事させていただきます。

(1)日頃の営業活動や業務のなかで感じていることや悩んでいることがあればご記入ください。

Q.)QRコード等を有効活用した新学期見本の軽量化を検討できないか

A.)社会的なSDGsへの関心の高まりもあり、見本の提供についても、SDGsに沿った対応が出来るように、我々業界も一考する必要性はあると考えています。
QRの利用、抜粋見本、完全デジタル化した見本、現物のままの見本…。いずれにもメリット、デメリットがあります。
全中では、今現在の見本提示のよさを活かしつつ、先生方にとって採択時の手間にならないような効果的な見本の在り方や、提示方法を話し合っています。
昨年は全中で見本の在り方のアンケートを実施しましたが、それらを踏まえよりよい方向になるよう、出版社での検討もお願いしているところです。

Q.)紙教材を支援している有識者のメッセージを学校及び教育委員会に直接投げかけることのできる情報資料作成はできないか

A.)デジタル教材を使った学習については、良い意味も悪い意味でも根拠のない情報やエビデンスに基づいていない情報が乱立しています。
紙教材の良さを伝える情報は、デジタルに比べてあまり目にすることが多くない状態ではありますが、紙の教材の良さ、根拠に基づいた信頼できる情報を発信できるよう検討を重ねていきたいと考えています。
これからもメルマガ等を通じて新しい情報や良い情報、データは随時発信していきたいと考えております。

Q.)受発注システム使用方法の動画発信はできないか

A.)働き方改革や労働者の意識改革で、一つの会社で長く働くという方も減ってきているように感じられます。
ご意見にありました動画についても、覚えた途端に退社…なども多くなっている事を考えると、入社した人にはまずこの動画を見て…という事で業務がスムーズになることも考えられます。
動画にとらわれず、現在よりもよりわかりやすい使用方法の提示も視野にいれてシステムの運用を行ってまいります。

Q.)若い先生を中心に教材の使い方が分からない人が多い感じがします

A.)年配の先生が若い先生に指導の仕方や授業の進め方を教える…という時代がありました。
今は、デジタルを使った授業や指導を進めることにより、年配の先生が逆に若い先生に使い方を教えてもらう…というような事が起こっています。
それにより、今までの指導の仕方や授業の進め方が若い先生方に引き継がれていないという現状があります。
我々販売店は、教材の使い方がわからない先生方にも対応できるように、我々の扱っている商品でどのような授業や指導ができるかの知識や情報を増やすことも必要になっております。
また、新しい指導方法を私たちが知る必要もあり、それに対応した商品の提供も大事ではないかと考えます。
他地域での使われ方や先生方の意識の変化にも目を向けて、よりよい業界に向かっていけるよう情報収集や意見交換できる場を作っていきたいと考えておりますので、是非ご協力ください。

(2)協会や業界に対して思っていることなどがあればご記入ください。

Q.)よく、忙しい時期に協会アンケートの依頼があります。はたして反映された情報が、我々にフィードバックされているのかなと感じる事があります

A.)今回の目安箱や普段のアンケートにもご協力いただきありがとうございます。
集めたアンケートなどは、ブロック、協会を通じて報告が行われていますが、なかなか皆様まで行き届いていない実情を教えていただきありがとうございます。
ご報告をより早く確実に届けられるように、総会やブロック会議、協会などへの報告の徹底をしていきたいと思います。
今回の目安箱の取り組みもそういった事情を汲んだものですので、同じような想いの方々にもぜひ目安箱をご活用頂ければ幸いです。

Q.)価格をなるべく統一してほしい。附属品や付加価値がある商品が出来たときはしっかり値上げをしてほしい。

A.)かつては比較的、同じような価格帯での商品も多くございました。
各出版社が様々な工夫をされていく上で価格の差も大きくなっていきました。
世の中のどの商品やどのサービスにおいても価格の設定というのはとてつもなく難しいものだと耳にします。
各社、使用ターゲット、使用者規模、社内戦略などにより価格の設定はされているともお聞きします。
それぞれの商品の持つ価値を十分に含んで価格設定してもらうことをお願いしてまいります。
また、近年では付属物の内容も当初と比べるととても充実してきており、付属物というよりも一商品として存在しても遜色のない商品になってきています。
公正な競争と同時に、価値あるものには価値ある価格をお願いしたい旨を出版社にもお伝えしていきます。
今後ともご意見ございましたら是非お聞かせください。

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