一般社団法人日本図書教材協会

ご挨拶

我が国の学校教育は、長年普及率・水準の高さともに世界で高い評価を受けていますが、学校用教材は、それを支える柱として教科書とともに大きな役割を果たしてまいりました。
日本図書教材協会は、学校用教材の質の向上、出版倫理の高揚等を目的として、学校用教材出版各社の発意によって発足し、以来当初の意思を堅持して、教師の指導・児童生徒の学びの充実向上を支援するために種々の取り組みを進めています。
児童生徒一人一人が自立して生きていく力を育む学校教育の役割は、情報化・国際化の進展をはじめ社会が急速に変化するなか、ますます大きくなっています。
こうした状況下、今日特に児童生徒の主体的な学び・個別的な学びの重要性が指摘されています。このことは学校用教材の果たす役割がこれまでに増して大きなものとなっていくことを示唆しているように思われます。
当協会は、今後とも学校用教材出版各社の一層の振興発展を支え、全国図書教材協議会と連携協力して、全国の学校・児童生徒に質の高い学校用教材の安定的な提供に努め、学校・教師・児童生徒・保護者はじめ教育界そして広く社会の期待に応えてまいる所存です。
文部科学省、教育委員会、学校、教科書出版各社をはじめ関係各位の一層のご理解・ご協力をお願い申し上げます。