教材作成の過程

加盟出版社は、学習指導要領や教科書の研究と長年培ってきたそれぞれの社のノウハウにより学校用教材を作成しています。

さらに、業界としても質の向上に取り組んでいます。例えば、教科書改訂に対応した教材の大幅な改訂のたびに、学校教材調査会による客観的なチェックが行われています。また、日本教材学会では日常的にさまざまな教材研究が行われています。

 学校教材調査会

学校用教材を客観的、多角的に調査し、改善指導を行うために日図協内に設置されている機関。教科別に学者・指導主事・教師が委員となり、大改訂ごとに加盟出版社の主な図書教材・デジタル教材をチェックし、その結果を実際に教材作成にあたった編集者に直接伝え、指導しています。
この調査は、1966年(昭和41年)から継続して続けられ、その指導により、学校用教材の質は向上し続けています。

 日本教材学会

教科や専門分野を横断した教材研究を行うために平成元年に設立された学会です。各種シンポジウム・研究会・研究発表大会の開催や機関紙の発行を通して、教材の改善充実に努めています。設立来、日図協と加盟出版社が活動を支援しています。

このように、日図協と加盟出版社は、子どもたちの豊かな学びと先生の適切な指導のため、学校用教材のさらなる質的向上へ取り取り組んでいます。

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