学校用の図書教材は、「学校直販教材(学直)」と呼ばれています。これは、一般の書籍や書店で売っている参考書類とは異なり、取次を経由せず、「教材出版社→特約販売店→学校」という独自の流通ルートで供給されているからです。
その供給を支えているのが、全国の教材販売店です。その数は約1,500。山間部や離島も含め、全小・中学校に教材を供給し、また日常的に学校のよきサポーターとなっています。
このシステムにより、図書教材は、安価に、また迅速正確に全国の学校に供給されているのです。
ここでは、この学校直販システムの特長をご紹介します。
必要な時期に実物見本を学校にお届けしています。
校務多忙な先生方が、よりご自身の指導方法や子どもに適した教材を選択しご採用いただけるように、それぞれの教材が必要となる時期に、実物見本をお届けしています。
広告宣伝物ですませず、実物見本をお届けして、先生方に手にとって見ていただくことで、その内容をよく吟味していただくことができるのです。
適切な供給が達成されています。
新学期が始まって短期間に、正確に学校へ図書教材が供給されています。図書教材は、それぞれの学校で使用されている教科書に沿った内容のものでなければならず、またクラス毎の児童生徒数に不足することなくお届けしなくてはなりません。全国津々浦々の小・中学校に、教科毎の教科書の種類に合わせて、子どもの数や教師用書の数、授業形態などに合わせてお届けする……それが当たり前のごとく達成されているのです。
アフターフォローが充実しています。
一旦供給された図書教材でも、子どもが紛失したり破損してしまうこともあれば、転入生がくることもあり、その対応が重要です。一日一日が大事な授業です。学校教育に支障が起きないように、供給後もこまめなアフターフォローが欠かせません。
また、大きな災害で図書教材が滅失した際には、業界をあげて支援させていただいています。
先生に情報提供や教材活用に関する提案も行っています。
学校教育の充実には、先生方がさまざまな情報を得て授業や学校運営の研究・検討を行うことが大事です。日常的に先生・学校とダイレクトに繋がっている業界だからこそ、学校が必要とする情報を適確に提供することができます。また、当然のことですが、図書教材の活用方法や授業形成に関する提案なども行っています。
ご意見ご要望をお聞きして教材の改善をはかっています。
先生方から、日常的に直接お話をお聞きすることができるのが学校直販システムの大きな特長です。教材についての先生方のご意見ご要望をお聞きして、それを教材出版社へダイレクトに伝え、教材づくりに活かしています。
適正な集金をしています。
お金の扱いは大変重要です。公的な場である学校で少しでも誤解が起きないように、適切に処理するのは当然のことで、合わせて公務多忙な先生や学校のご都合に合わせた集金方法に努めています。